2014/07/18
2014/07/13
エリツィン杯 ロシア戦
う〜ん・・・フルセット負けですが、見応えのある試合ではありましたね。
とりあえず、3戦見て顕著に感じるのは佐野の復帰効果。「やられた」と思った瞬間、余裕で待ち構えてる佐野(笑)、コート上の急所を見つけるや、すかさずダッシュで埋め、積極的なスパイクカバーでチームを守り立てる・・・リベロはチームの心と言いますが、最年長にしてあれだけ頑張る佐野の姿を見たら、他の選手もサボるわけには行かず、その結果、見事にしつこいバレーが甦ったと思います。去年がそうじゃなかったとは言いませんが、今と比較すれば決められ方が淡白だったことは否めません。
また、お帰り組では、山口にもエンジンがかかってきました。序盤からロシアのスプレッド・シフトをB、Cクイックでサクサク切り裂きゲームを作ってくれましたね。中道が完璧に合わせてるようには見えませんでしたが、むしろちゃんとセットされてないボールを如何に打つかを楽しみ、そして、新技開発に繋げて行くという怪しい境地に達してる選手なので、セッターなんて基本的に誰でも良いんでしょう。逆に、自らセットして打つサーブはチャンスボールとして有名ですが、それなりに攻めようとする意識が感じられるようになってますし、フリーボールの返し方にも悪気が出て来て良い感じです。
そして、サーブで言うと、エースよりもミスが明らかに目立っていたジャンプサーブをジャンプフローター(チーム方針の模様)に変えた新鍋も、4本エースも6本ミスっていうネスリハン状態で余計悩ましい感じになりましたね(笑)。あと、セカンドセッターとしてはちょっとどうなのかなと。B型だからなのか(偏見)、アタシ中心主義の監督に教わってるからなのか、どうもレフトへのセットが自分好みのネットに近くて低目のやつになりがちで・・・昔から木村とかが決めてるのってあまり見た事ないです。そういう意味ではハンドリング良さげな石井や木村と長くやってる高田でどうなるかってのも(WSにやらせる是非はともかく)今後試して行って欲しいですね。
あと、そういった選手間の連携も・・・まーロンドン五輪組が5人もいたので当たり前ですが、悪くなかったと思います。ロンドンで見せた、一体感がありすぎて、一人の人間が分身の術でも使ってるかのように見える、お互いがお互いを理解し合ってる連携ってとこまで早く持って行って貰いたいですね。それと、昨日の試合を見て感じたのは、荒木不在の今、相手に威圧感を与えるようなムードメーカーが欲しいってことで・・・それを担えるのは案外迫田なのかなと自分は思ってます。バックアタックが決まりだした時のあのヤバ過ぎる眼光の鋭さ、何気に一番えげつない気がするアタック時の雄叫び等・・・チームにイケイケスイッチを入れてくれる選手が必要。長岡型MB1も良いし、むしろこっちの方が都合が良い面も多そうですが、彼女、弱気が表情に出過ぎな所があるので、余計そう思ったのカモ。まぁ、期待してる選手の一人なのですが。
とりあえず、3戦見て顕著に感じるのは佐野の復帰効果。「やられた」と思った瞬間、余裕で待ち構えてる佐野(笑)、コート上の急所を見つけるや、すかさずダッシュで埋め、積極的なスパイクカバーでチームを守り立てる・・・リベロはチームの心と言いますが、最年長にしてあれだけ頑張る佐野の姿を見たら、他の選手もサボるわけには行かず、その結果、見事にしつこいバレーが甦ったと思います。去年がそうじゃなかったとは言いませんが、今と比較すれば決められ方が淡白だったことは否めません。
また、お帰り組では、山口にもエンジンがかかってきました。序盤からロシアのスプレッド・シフトをB、Cクイックでサクサク切り裂きゲームを作ってくれましたね。中道が完璧に合わせてるようには見えませんでしたが、むしろちゃんとセットされてないボールを如何に打つかを楽しみ、そして、新技開発に繋げて行くという怪しい境地に達してる選手なので、セッターなんて基本的に誰でも良いんでしょう。逆に、自らセットして打つサーブはチャンスボールとして有名ですが、それなりに攻めようとする意識が感じられるようになってますし、フリーボールの返し方にも悪気が出て来て良い感じです。
そして、サーブで言うと、エースよりもミスが明らかに目立っていたジャンプサーブをジャンプフローター(チーム方針の模様)に変えた新鍋も、4本エースも6本ミスっていうネスリハン状態で余計悩ましい感じになりましたね(笑)。あと、セカンドセッターとしてはちょっとどうなのかなと。B型だからなのか(偏見)、アタシ中心主義の監督に教わってるからなのか、どうもレフトへのセットが自分好みのネットに近くて低目のやつになりがちで・・・昔から木村とかが決めてるのってあまり見た事ないです。そういう意味ではハンドリング良さげな石井や木村と長くやってる高田でどうなるかってのも(WSにやらせる是非はともかく)今後試して行って欲しいですね。
あと、そういった選手間の連携も・・・まーロンドン五輪組が5人もいたので当たり前ですが、悪くなかったと思います。ロンドンで見せた、一体感がありすぎて、一人の人間が分身の術でも使ってるかのように見える、お互いがお互いを理解し合ってる連携ってとこまで早く持って行って貰いたいですね。それと、昨日の試合を見て感じたのは、荒木不在の今、相手に威圧感を与えるようなムードメーカーが欲しいってことで・・・それを担えるのは案外迫田なのかなと自分は思ってます。バックアタックが決まりだした時のあのヤバ過ぎる眼光の鋭さ、何気に一番えげつない気がするアタック時の雄叫び等・・・チームにイケイケスイッチを入れてくれる選手が必要。長岡型MB1も良いし、むしろこっちの方が都合が良い面も多そうですが、彼女、弱気が表情に出過ぎな所があるので、余計そう思ったのカモ。まぁ、期待してる選手の一人なのですが。
2014/07/10
エリツィン杯 ブルガリア戦
毎年、この時期はどんな合宿をしてるのかって情報がほぼない状態で、何か我が子を怪しい託児所に預けてるような不安感と、多少怪しいくらいの方がタフに育つカモっていうような妙な期待感が交錯するわけですが、昨日の試合を見る分には選手によって明暗が分かれちゃってる感じですかね。
明の方だとキャプテンの木村はマズマズだったんじゃないでしょうか。何がそんなに楽しいのかってくらい、いつも以上に満面の笑顔(笑)。そしてエースでありながら、自分のプレイが仲間へのお膳立てとなった時の喜び方が大きいタイプなので、攻撃枚数減ってるじゃねーかとツッコミつつも、新鍋と共にセカンドセッター化してるのは新戦術の一環なのかなという思いと共に、楽しみながら見てました。ただ、二段を打つのが上手な選手にわざわざセットさせるってどうなんでしょうね。
また、攻撃面でもあれが最高打点なのか、セットの速さのせいでブロックアウトの取り方が窮屈に見える時がある、といった疑問はあるんですけど、キレの良い助走からなかなか良い感じで打っていたと思います。去年に比べてトルコリーグでの出場機会に恵まれた割に体重が3キロほど増えているのは筋肉がついたってことでしょうし、実際球威もついてきた気が。
で、暗の方はもう完全に江畑ですね。なんか去年頃から江畑には勝手に負のオーラを感じていて、「まぁ腰痛のせいかな」くらいのもんだったものが、治ってからも何かパッとせず深刻になってる印象。自分内の問題なのか、セットの問題なのか・・・早く解決しないと、いくら勝負強さ抜群とは言え、選手としての総合力で勝る石井あたりに捲られる可能性もあります。
あと、戦術面では真ん中からのバックアタックは全員bick計画進行中のようですが、いくらなんでもセット低過ぎです。入るタイミングが遅れてることもあるけど、あれではビックってよりヒックですね・・・。ファーストタッチは高くユッタリとは継続されてますので、ちゃんとしたコンセプトで実現させて貰いたい所。
最後に、新戦術に関しては誰もが予想してると思いますが、眞鍋さんから出た話を総合すると、ポジションを流動的にして、全員攻撃・全員守備というようなトータルフットボールのバレーボール版をやろうとしてるのかなと(NECが標榜してた気もしますが)。プレイの精度を重視するあまり、〇〇が正確だから〇〇出来ないのには目を瞑る、では銅メダルまでが限界だと思いますし、器用貧乏なチームも困りますが、バレーボール選手としての総合力を重視した選手起用にシフトしていくのカモと思っています。そう考えると、しつこく復帰を請われた佐野からすれば「ちょw」って感じになるでしょうが、リベロ抜きも一興ですね。まぁ、策に溺れる事なく、面白いバレーを見せてくれるのなら、ぶっちゃけ何でもいいんですけど。
明の方だとキャプテンの木村はマズマズだったんじゃないでしょうか。何がそんなに楽しいのかってくらい、いつも以上に満面の笑顔(笑)。そしてエースでありながら、自分のプレイが仲間へのお膳立てとなった時の喜び方が大きいタイプなので、攻撃枚数減ってるじゃねーかとツッコミつつも、新鍋と共にセカンドセッター化してるのは新戦術の一環なのかなという思いと共に、楽しみながら見てました。ただ、二段を打つのが上手な選手にわざわざセットさせるってどうなんでしょうね。
また、攻撃面でもあれが最高打点なのか、セットの速さのせいでブロックアウトの取り方が窮屈に見える時がある、といった疑問はあるんですけど、キレの良い助走からなかなか良い感じで打っていたと思います。去年に比べてトルコリーグでの出場機会に恵まれた割に体重が3キロほど増えているのは筋肉がついたってことでしょうし、実際球威もついてきた気が。
で、暗の方はもう完全に江畑ですね。なんか去年頃から江畑には勝手に負のオーラを感じていて、「まぁ腰痛のせいかな」くらいのもんだったものが、治ってからも何かパッとせず深刻になってる印象。自分内の問題なのか、セットの問題なのか・・・早く解決しないと、いくら勝負強さ抜群とは言え、選手としての総合力で勝る石井あたりに捲られる可能性もあります。
あと、戦術面では真ん中からのバックアタックは全員bick計画進行中のようですが、いくらなんでもセット低過ぎです。入るタイミングが遅れてることもあるけど、あれではビックってよりヒックですね・・・。ファーストタッチは高くユッタリとは継続されてますので、ちゃんとしたコンセプトで実現させて貰いたい所。
最後に、新戦術に関しては誰もが予想してると思いますが、眞鍋さんから出た話を総合すると、ポジションを流動的にして、全員攻撃・全員守備というようなトータルフットボールのバレーボール版をやろうとしてるのかなと(NECが標榜してた気もしますが)。プレイの精度を重視するあまり、〇〇が正確だから〇〇出来ないのには目を瞑る、では銅メダルまでが限界だと思いますし、器用貧乏なチームも困りますが、バレーボール選手としての総合力を重視した選手起用にシフトしていくのカモと思っています。そう考えると、しつこく復帰を請われた佐野からすれば「ちょw」って感じになるでしょうが、リベロ抜きも一興ですね。まぁ、策に溺れる事なく、面白いバレーを見せてくれるのなら、ぶっちゃけ何でもいいんですけど。
2014/06/17
気になる選手 1
岩坂名奈選手(ミドルブロッカー)
この選手は凄く不思議な選手というか、めっちゃ調子の良い時だけしか表情から感情を読み取れない感じで、相手セッターを困らせるって意味では良いんですけど、応援してる側も困るんですよね(笑)。主に攻撃面で悔しい気持ちはあると思うのですが、あまりそんな風にも見えないから、どう付き合って良いのか分からない感じ・・・。
ただ、ブロック力はここ1、2年で相当上がってます。セリンジャーだったかレゼンデだったかは忘れましたが、とにかく偉大な監督がブロックは高さではなくスピードとか言ってたのが最近の岩坂を見てようやく分かった気がします。移動はそんな速くないんですが、宙に浮かぶ壁となるまでが前よりも速いんですよね。瞬発力が上がったのか、とにかく、並んで跳んでるWSとかがまだ上昇中の頃にもう出来上がってます。
更にバレーボール選手としての総合力は木村と比べても遜色なく、サーブも良ければ、オーバー、アンダーでのセットも良い、そして、レシーブもサボってはいない。なので、少しでもコートに長くいて欲しいタイプなのですが、やはり課題は攻撃面。
で、1、2年前から岩坂が攻撃でモヤり出す度に思うのは、この11(スロット1からのファーストテンポのアタック)ってヤツを試してみりゃいいのにって事。セミクイックとどう違うのかはよく分かりませんが、たぶんファーストテンポかセカンドテンポかの違いなのでしょう。とにかく、最近スパイクに球威が出て来たので豪快に打たせた方が良いはずですし、これならBパスからでも余裕で攻め込めます。ブラジルやアメリカは最近意識的にやってると思うのですが、眞鍋さんや中田さんが好きな速い攻撃じゃないから不採用なのでしょうか?だとしたら、ガッカリです。
この選手は凄く不思議な選手というか、めっちゃ調子の良い時だけしか表情から感情を読み取れない感じで、相手セッターを困らせるって意味では良いんですけど、応援してる側も困るんですよね(笑)。主に攻撃面で悔しい気持ちはあると思うのですが、あまりそんな風にも見えないから、どう付き合って良いのか分からない感じ・・・。
ただ、ブロック力はここ1、2年で相当上がってます。セリンジャーだったかレゼンデだったかは忘れましたが、とにかく偉大な監督がブロックは高さではなくスピードとか言ってたのが最近の岩坂を見てようやく分かった気がします。移動はそんな速くないんですが、宙に浮かぶ壁となるまでが前よりも速いんですよね。瞬発力が上がったのか、とにかく、並んで跳んでるWSとかがまだ上昇中の頃にもう出来上がってます。
更にバレーボール選手としての総合力は木村と比べても遜色なく、サーブも良ければ、オーバー、アンダーでのセットも良い、そして、レシーブもサボってはいない。なので、少しでもコートに長くいて欲しいタイプなのですが、やはり課題は攻撃面。
で、1、2年前から岩坂が攻撃でモヤり出す度に思うのは、この11(スロット1からのファーストテンポのアタック)ってヤツを試してみりゃいいのにって事。セミクイックとどう違うのかはよく分かりませんが、たぶんファーストテンポかセカンドテンポかの違いなのでしょう。とにかく、最近スパイクに球威が出て来たので豪快に打たせた方が良いはずですし、これならBパスからでも余裕で攻め込めます。ブラジルやアメリカは最近意識的にやってると思うのですが、眞鍋さんや中田さんが好きな速い攻撃じゃないから不採用なのでしょうか?だとしたら、ガッカリです。
2014/06/01
モントルーバレーマスターズ2014終了
ドミニカ戦を観終えた後で大体Cチームの1軍と2軍の見分けが付きましたが、当然、C1の方から多くAチーム入りする可能性が高いと眞鍋さんが見ているのか、ドイツ戦の布陣(振り返ればアメリカ戦も)がC2だったのには少し疑問が残りますね。特に生で夜遅くに観てる人は堪ったもんじゃないでしょう。たしかに、勝ちにこだわる大会ではないですし、データバレーの怖さもあるのでしょうが、負け戦はいただけません。
まぁ、それは良いとして、待望のC1スタメンのブラジル戦。去年1セットも取れなかったことを思えば、健闘と言っても良いのかもしれません。2、3回に1回くらいは勝つっていう10〜12年あたりで植え付けたはずの苦手意識が薄れて来たかもって所だったので、ジャケリネをしっかりと狙って潰せたのは収穫と思います。
あと、今日のスタメンチームがAチームより戦術的に優れてるのは一応WS全員にバックアタックがあるので常に4対3で戦えるってことだと思います。Aチームの場合、新鍋にバックアタックがないのがバレてるので、新鍋が後衛に下がると、サーブの狙いが大体木村に移る事が多いです。この時点で個人的感覚としては2枚半くらいのイメージなのですが、MBがモヤってる場合は実質1枚半・・・木村が崩されれば即1枚。
なので新鍋の代わり探しの大会と見ても良いのかなと思ってたのですが、正直、現時点でのWS合格者は高田ありさだけでしょうね。スタッツがないのでサーブレシーブ成功率とかは分かりませんが、まずまずの安定感だったと思いますし、レフト・ライト・バックと全てこなしてました。また、モヤッてる選手へのケアも迅速で、職人肌の新鍋とは別の魅力がありますね。
それと藤田のミドルの使い方の上手さも光ってましたが、サーブレシーブの崩され具合がVリーグと比べてえげつなくなってくるので、これは中道、宮下にも言える事でしょうが、多少走り回っても精度の落ちないセットのためのフィジカル強化は必須と感じました。女子バレー=竹下の身体能力を見るだけのものと長らく勘違いしていた(笑)自分の目からすると全員まだまだ物足りないです。ついでに言うと、今回そこまで見る余裕はありませんでしたが、コートに立ってる6人全員がオーバーもアンダーも上手いに越した事はないかと思います。
それにしても、僅か2、3週間でもう少し長く観ていたいチームになってたのは素晴らしい。得点した時に妙な掛け声が流行ってるようでしたが、そういうふざけた感じも良かったと思います。
まぁ、それは良いとして、待望のC1スタメンのブラジル戦。去年1セットも取れなかったことを思えば、健闘と言っても良いのかもしれません。2、3回に1回くらいは勝つっていう10〜12年あたりで植え付けたはずの苦手意識が薄れて来たかもって所だったので、ジャケリネをしっかりと狙って潰せたのは収穫と思います。
あと、今日のスタメンチームがAチームより戦術的に優れてるのは一応WS全員にバックアタックがあるので常に4対3で戦えるってことだと思います。Aチームの場合、新鍋にバックアタックがないのがバレてるので、新鍋が後衛に下がると、サーブの狙いが大体木村に移る事が多いです。この時点で個人的感覚としては2枚半くらいのイメージなのですが、MBがモヤってる場合は実質1枚半・・・木村が崩されれば即1枚。
なので新鍋の代わり探しの大会と見ても良いのかなと思ってたのですが、正直、現時点でのWS合格者は高田ありさだけでしょうね。スタッツがないのでサーブレシーブ成功率とかは分かりませんが、まずまずの安定感だったと思いますし、レフト・ライト・バックと全てこなしてました。また、モヤッてる選手へのケアも迅速で、職人肌の新鍋とは別の魅力がありますね。
それと藤田のミドルの使い方の上手さも光ってましたが、サーブレシーブの崩され具合がVリーグと比べてえげつなくなってくるので、これは中道、宮下にも言える事でしょうが、多少走り回っても精度の落ちないセットのためのフィジカル強化は必須と感じました。女子バレー=竹下の身体能力を見るだけのものと長らく勘違いしていた(笑)自分の目からすると全員まだまだ物足りないです。ついでに言うと、今回そこまで見る余裕はありませんでしたが、コートに立ってる6人全員がオーバーもアンダーも上手いに越した事はないかと思います。
それにしても、僅か2、3週間でもう少し長く観ていたいチームになってたのは素晴らしい。得点した時に妙な掛け声が流行ってるようでしたが、そういうふざけた感じも良かったと思います。
2014/05/30
日本 vs ドミニカ共和国
初戦のアメリカ戦はちょっとモヤモヤした内容だったので流し見で済ませてしまいましたが、ドミニカ戦は良かったですね。選手をA、B、Cとランク分けするのは恐縮なものの、各国がAを含むBの中、日本はオールCですから(勿論将来のA候補も)、情報戦では優位に立ってるとは言え、軽いアップセットではあったと思います。
ドミニカはリベロのブレンダ・カスティージョが台頭して以降、もしくは日本がメダル常連になって以降、チーム全体でディグを頑張るようになった印象がありますが、「おらおらディグだよーディグー!ボケー!」なんて指導をしているのか(妄想)、あのブラジル人監督、たぶん選手から嫌われてますね(笑)。タイムアウトの時、選手が全然話を聞いてないように見えました。一方、相変わらずピンクが似合わない眞鍋さんが選手からどう思われてるのかは知りませんが、今日のタイムアウト時の雰囲気は、高田や藤田を中心に選手同士がしっかりコミュニケーションを取ってて良い感じでした。「キャンプファイヤーかよ」とツッコミたくなるくらいの大人しさだった昨日の序盤と比べれば格段の進歩であります。
試合的には、1セット目、「その安定感を東レでも!」って感じでペーニャが気を吐いていて、最大で6点くらい離されはしましたが、昨日に比べ、アタッカーが思い切り良く打っていたせいか、見てる方としても、恐らく、選手としても不思議と頭に負けがよぎる感じではなかったのではないでしょうか。
劣勢の流れが変わったように見えたのは、14−19の所で、井上(愛)のスパイクをドミニカのレシーバーが大きく弾き、ブレンダが必死に繋げて何とか返して来たチャンスボールを(相手ブロッカーのタッチネット判定なものの)大野のAクイックで瞬殺した場面。「相手がバタバタした後は速攻でキル」ってのは定石でしょうが、守備陣形的なことよりも、精神的にダメージを与える好プレイだったと思います。藤田「頑張って繋いだね、でもお疲れ♥️」→「ズバッ」みたいな(笑)。よく日本がやられがちなプレイなのでここではお疲れクイックと呼んでいく事にしようかな・・・。ただ、ディグの話で言えば、藤田はもう少し頑張らないといけないと思いますね。比べるのは酷かもしれませんが、「竹下や中道なら余裕で拾ってるぞ!」って場面は結構ありました。トヨタ車体の試合を見るに、野球の野村監督がよく言う「二流投手を勝たせてこそ一流捕手」みたいな美学と似たものを何となく藤田には感じるので応援しています。
で、26−24で1セット目を奪った後は・・・録画で見たので残り時間から日本のストレート勝利を確信し、テキトーに見ていたわけですが・・・ザル気味なドミニカのブロックシステムを鑑みても、井上(愛)と今村のスパイクのボールコントロール力の高さには目を奪われるものがありました。萎えてたとは言え、木村や江畑でも苦戦するブレンダにほとんど仕事をさせませんでしたからね。思えば2011年にこの大会で初優勝した時のメンバーが去年の主力クラスである事を考えると、リオ五輪のヒロイン候補もこの中にいるのかもしれません。楽しみですね。
2014/05/15
モントルーバレーマスターズ2014
今年は世界バレーがあるので、チームの結束力を早く固めるために最初からガチで行くかもとか思ってたのですが、やはり若手に経験を積ませるのと、原石探しの大会と位置づけているようですね。
選考されたのは以下14名
WS
高田ありさ 白垣里紗 今村優香 高橋沙織 内瀬戸真実 井上愛里紗
MB
庄司夕起 関李香 平松美有紀 大野果奈
L
宮本小百合 筒井さやか
S
藤田夏未 佐藤美弥
全日本全体に言えることですが、似たような名前が多いのと、比較的よく耳にする名前ながら予想の斜め上を行く漢字が使われていることが多く、打つの面倒でした(笑)。
WSの注目株としてはやはり初選出の高田でしょうね。ここ何年も叫ばれてるように木村の代わりとなる(もしくは木村を脅かす)選手がホント必要だなと感じます。特に世界バレーは長丁場ですし、前回大会の肝心の3位決定戦で疲れ切って全くジャンプ出来ない木村の姿を思い返すと胸痛が止まりません・・・。遅咲きのキッカケは木村の海外挑戦から来る出番増と思いますし、それがお互いにとって無駄ではなかったと言えるようなシーズンになりゃベストなんじゃないでしょうか。
MBはゲルマン魂を注入してきた庄司にネット際の勝負強さが身に付いてたらいいなと思います。あと、グラチャンで迫田に打たせてたようなファーストテンポのクイックを本職にもやらせるのか、従来通りなのかも気になるところ。
リベロは単純に初見である宮本さんのお手並み拝見ですね。チラッとテレビで見た感じ工藤静香みたいな感じでした。
セッターは藤田に期待ですかね。「全日本は戦場。絶対に生き残る。」という竹田の闘志が乗り移ったような記事を読んで思わず敬礼しかけましたが、良い意味で定石な感じのトスワークが好みですし、MBの得点力不足問題とかも車体の試合を見る分にはあまり感じませんでした。ただ、セットしてる相手が違うので単純に比べられませんが、球質なら佐藤なのかも。
しかし、セッターは日本残留組も含め、一長一短ある感じで眞鍋さんも悩むだろうなぁ。とりあえず去年入れ違いだった中道と宮下が今一緒にやれてるのはお互いにとっても大きそう。どっちかと言えば線でセットする感じの中道と点でセットする感じの宮下・・・何となく見ている限り、お互いに合わせ易い選手と合わせ難い選手がいるようですが、互いにパクり合えると良いですね。更に、見て真似出来るもんでもないでしょうが、宮下は中道のディグを見習い、中道は宮下のブロックを横目に各選手にとって最適なセットの追求に勤しむという相乗効果も期待出来そうであります。
とにかく、今シーズンはアタッカーが気持ちよく打ってる姿を多く見たいものですね。速さとかにこだわるのはもう結構。
選考されたのは以下14名
WS
高田ありさ 白垣里紗 今村優香 高橋沙織 内瀬戸真実 井上愛里紗
MB
庄司夕起 関李香 平松美有紀 大野果奈
L
宮本小百合 筒井さやか
S
藤田夏未 佐藤美弥
全日本全体に言えることですが、似たような名前が多いのと、比較的よく耳にする名前ながら予想の斜め上を行く漢字が使われていることが多く、打つの面倒でした(笑)。
WSの注目株としてはやはり初選出の高田でしょうね。ここ何年も叫ばれてるように木村の代わりとなる(もしくは木村を脅かす)選手がホント必要だなと感じます。特に世界バレーは長丁場ですし、前回大会の肝心の3位決定戦で疲れ切って全くジャンプ出来ない木村の姿を思い返すと胸痛が止まりません・・・。遅咲きのキッカケは木村の海外挑戦から来る出番増と思いますし、それがお互いにとって無駄ではなかったと言えるようなシーズンになりゃベストなんじゃないでしょうか。
MBはゲルマン魂を注入してきた庄司にネット際の勝負強さが身に付いてたらいいなと思います。あと、グラチャンで迫田に打たせてたようなファーストテンポのクイックを本職にもやらせるのか、従来通りなのかも気になるところ。
リベロは単純に初見である宮本さんのお手並み拝見ですね。チラッとテレビで見た感じ工藤静香みたいな感じでした。
セッターは藤田に期待ですかね。「全日本は戦場。絶対に生き残る。」という竹田の闘志が乗り移ったような記事を読んで思わず敬礼しかけましたが、良い意味で定石な感じのトスワークが好みですし、MBの得点力不足問題とかも車体の試合を見る分にはあまり感じませんでした。ただ、セットしてる相手が違うので単純に比べられませんが、球質なら佐藤なのかも。
しかし、セッターは日本残留組も含め、一長一短ある感じで眞鍋さんも悩むだろうなぁ。とりあえず去年入れ違いだった中道と宮下が今一緒にやれてるのはお互いにとっても大きそう。どっちかと言えば線でセットする感じの中道と点でセットする感じの宮下・・・何となく見ている限り、お互いに合わせ易い選手と合わせ難い選手がいるようですが、互いにパクり合えると良いですね。更に、見て真似出来るもんでもないでしょうが、宮下は中道のディグを見習い、中道は宮下のブロックを横目に各選手にとって最適なセットの追求に勤しむという相乗効果も期待出来そうであります。
とにかく、今シーズンはアタッカーが気持ちよく打ってる姿を多く見たいものですね。速さとかにこだわるのはもう結構。
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