木村沙織所属のガラタサライがワクフバンクにまさかの3−0勝利!無声動画でしたが、動きだけで木村がめっちゃ喜んでるのがパントマイム的に分かりましたし、ファッファッファッと爆笑してるのが聞こえて来そうな感じでナニヨリでした。
勝因としてはサーブで攻めたってのがやはり一番でしょうか。ただ、その攻め方が一般的に言う「攻めた」とは少し違っていて、コスタグランデ、ギョズデ、リベロのレセプションをほぼ鉄板と見なし、誰かを「崩す」ことよりも、嫌がらせ(I)と騙し(D)の「IDバレー(漫画は未読)」臭がプンプンと漂う戦法をチョイスしていたと思います。
特に効いてたなと思うのはコスタグランデ前衛時の木村のショートサーブ。返球されても助走動作に入れるような体勢では決してなく、その時点で一枚死んでました。また、リベロを狙う場合は、バックアタッカーの助走の動線で転ばせるように捕らせる!そして、そんな前方への妨害や遮断に加え、モンタノにはコート後方への強力なジャンプサーブで仰け反らせるというタチの悪いコンビネーションもお見事(笑)。
勝因としてはサーブで攻めたってのがやはり一番でしょうか。ただ、その攻め方が一般的に言う「攻めた」とは少し違っていて、コスタグランデ、ギョズデ、リベロのレセプションをほぼ鉄板と見なし、誰かを「崩す」ことよりも、嫌がらせ(I)と騙し(D)の「IDバレー(漫画は未読)」臭がプンプンと漂う戦法をチョイスしていたと思います。
特に効いてたなと思うのはコスタグランデ前衛時の木村のショートサーブ。返球されても助走動作に入れるような体勢では決してなく、その時点で一枚死んでました。また、リベロを狙う場合は、バックアタッカーの助走の動線で転ばせるように捕らせる!そして、そんな前方への妨害や遮断に加え、モンタノにはコート後方への強力なジャンプサーブで仰け反らせるというタチの悪いコンビネーションもお見事(笑)。
あと、選手が米粒2つ分くらいのサイズだったのでよく見えませんでしたが、通常サーブレシーブをしないブラコやフュルストとかも積極的に狙っていて、不慣れな状況に陥れてたように見えましたし、何故か4月になってやっとトータルディフェンスの意識も根付き、サーブからのブロックとディグの連携が強化されていました。また、それと同じように「決まらなくてもココに強打すればチャンスボール来るだろう」みたいな木村のスパイクの好判断もあったように見えました。
更にガラタサライのサイドアウト率も良かった!サーブで狙われてもほぼ崩されない、むしろ狙っちゃ駄目なくらいの昨日の木村がいて、その木村が他の選手の守備範囲をカバーし(全体で78パーくらいの返球率)、打てばほぼ決まる反則的エース・モンタノのレセプションアタックを完全バックアップしてたのもデカい。
それと、少し前のトルコ杯の時はアリカヤの木村の調子に対する見切りが早くて(しょうがないですが)、それと同時にモンタノ、オズソイもダメダメで、3セット目中盤に木村が豪快に2段を決めるや、今度はプチ木村祭りみたいになって(嬉&呆)・・・あの時の反省を活かしたのか、木村が大して決まらなくても出来るだけ均等に散らそうとしたトスワークも良かった思います。
とにかく、去年木村スタメン確保の為に無駄にワクフの弱点を粗探ししていた身からすれば、まさか別チームに移った本人とその仲間によって対ワクフの勝ちパターンを示されるとは思いませんでした。それと、私自身がバレーをある程度真面目に見出したキッカケは2009年頃に全日本女子が10何年ぶり(?)にブラジルに勝利を収めた時の感動からでして、実はその時の日本の戦術がバルボリーニ率いるイタリア代表の対ブラジル戦のソレを単にパクったものだったので、意外にディスられがちですが、自分の中では流石バルボリーニって感じでありました。
ガラタのバレーは大味は大味でしたが、軟体人間の木村含め、良い意味で教科書に載せちゃいけないような才能溢れるプレイをする選手が多く、試合自体ってよりは選手の動きを見るのが楽しいチームでした。チームプレイ関係なく、個々で勝手にやってたという意味では全然ないのですが、最後の方でチームとしての体を成したのも何か「らしい」かなと。
それと木村自身シーズン終盤、スパイクの調子の波が激しかったように見えましたが、中盤頃まではスランプ前の良かった頃の感覚を取り戻した印象はあって、今後の木村の全日本での成績次第では、上手く調教してくれたレオ様(ロビアンコ)に感謝状でも郵送したいくらいです(笑)。まだ試合はありますが、多分見れないので、ガラタサライの選手達にはお疲れさまと言いたいです。何かウケる、ツッコミ所満載の素敵なチームだったと思います。