お久しぶりです。モントルー→ブラジル遠征→WGPと観れる試合は一応全部チェックしていたものの、「観たいバレーはコレじゃない」感が半端なさ過ぎて、ずっと更新をサボってしまってました。
とりあえず、棚ボタ的な感じでの決勝R進出についてはワールドカップに向けてのコンディショニング関係で賛否あるのでしょうが、密閉された空間で眞鍋バレーの完成なんかを目指してもロクなことにはならないというのはもう分かり切ったこと。なので、個人的には、強豪との実戦を通して選手間に少しだけ根付いて来た気がしないでもない「速さにこだわって自滅するのは愚の骨頂」という気付きを浸透させる大会になれば良いなとポジティブに考えてます。
ただ、ここまで大活躍の古賀は昨日のタイ戦あたりから「酷使したせいで疲れが溜まり跳べなくなる」という昔の木村によく見られた症状が出て来ているので、先発させるのはせいぜい1、2試合に留めておいた方が良いかもしれません。大物感が漂ってるとは言え、まだいたいけな10代女子ってことを忘れちゃ駄目。
で、そのレフト依存、戦術KOGAを避けるためにもやっぱMB陣の更なる奮起に期待したい所ですが、チームの方針なのかセッターの問題なのか・・・選択している攻撃パターンからしてモヤモヤさせられます。データバレーに餌を撒いてるのであれば別にいいんですけど、もはやブロードなんて使う必要はないと思うし、昨年までやってきたことを無駄にしたくないのであれば、それはライトに開いたりすることなんかじゃなく、セットアップ直後踏み切りの11で中央突破を図ることのはず。
また、中央突破第二弾の後衛レフトのバックアタックも助走にはちゃんと入ってるにも関わらず(木村はタマに謎のサボリン)、いかんせん打数が少な過ぎて辛いですね。スロット3とかスロットA(セッターの右隣)あたりから、「サイドにブロックは行かせねーよ(我が家の杉山風に)」って感じでもっとガンガン打って後ろ盾となってくれれば、レフト・ライトにギュンギュン飛ばす必要などなくなるはずです。むしろ中国のバレーなんかの方がそれに近いくらいで・・・応援するチームを間違えそうになりました。
あと、「鍋谷はリアル・ゲスモンスターかもしれない」という怪し気な見所なんかも出て来ましたが(自分が気付いたのだけだと的中キル率100%笑)、それはまたの機会に注目してみることにして、とにかく、木村・石井・長岡・迫田・・・この辺の主力選手の状態が上がって来ないことには勝負になるわけないし、昨年同様、宮下が立て直してくれることに期待するしかありません。ホント何回同じことを繰り返せば気が済むのか・・・観なけりゃいいんでしょうが、つい観てしまいます(泣)。