先日の車体戦で今季最高と言っても良いバレーをしておきながら、今日の日立戦では今季最低のバレー・・・イロイロな意味で高低差ありすぎて(略)。
・・・う〜ん・・・とりあえず気になるのは、2レグになってから(?)前衛レフトがブロックに跳ばなかった時の守備位置がおかしいというか・・・MBのブロック裏あたりに入ってフェイントやワンタッチをカバーするスライドフォーメションになってる時がありますよね(たしかキングが前衛時)?
アレってボールが繋がった後、ダッシュでコートの外に戻って助走に入らなきゃいけない面倒なフォーメーションだと思うんですけど、その結果、ちゃんとした助走が確保出来ずに低い打点で打つ羽目になっている場面も多いし、酷い時はセンター付近から扇形に助走っていう見るからに決まらなそうな入り方になっています(泣)。
露骨に速い低いなチーム相手なら効果的なんでしょうが、現時点では自チームに低いセットを誘発させるという、ミイラ取りがミイラになっている状態なので考え直した方が良いのではないでしょうか。
それと、しつこいようですが、後衛レフトのバックアタックは絶対必要です。後からの中央突破がないのってボクシングで言ったらワン・ツーのツー抜きで戦っているようなものなので、試合が進むにつれてどうしても手詰まり感が出ちゃってるし、これまで競り負けが多いのと無関係ではないはず。決まる・決まらないはひとまず置いといて、アタッカーは常に打つ気で入る、そんでセッターも積極的に上げていくしかありません。
見習うべきは日立の渡邊久恵(と佐藤美弥)カモ。やたら打つなと思って調べてみたら、コレとか・・・(笑)。この決定率で上げ続けた佐藤もなかなかキてますが、基本サーブレシーブ免除とはいえ、めげずに助走に入り続けた渡邊・・・敵ながらちょっと涙が出そうです。
ついでに言えば、上尾のワン(MBのクイック)、特に松本のやつなんかは川合がよく言うような「決まらなくても目眩し的に打つジャブみたいなもの」なんかでは決してなく、もはや決定打となるようなポテンシャルを秘めている攻撃なので、もっと打数を増やさなあきまへんね。
あの打点からぶち込んでおけば、別に拾われても大したカウンター攻撃は仕掛けて来れないハズだし、的が絞れればブロックの高さも生きるので。それか、こーなったらいよいよ青柳の出番かもしれません。後衛レフトとレシーバーの交替とかやっちゃってますが、MB青柳ならタイーザ・島村状態(良いサーブ、バックアタック)も期待出来ます。
とにかく、車体戦のような攻守両面で持ちうる限りの高さとパワーで奮闘する上尾らしさをもっと見たいです。