4勝1敗、勝ち点12の3位で代々木ラウンドが何とか無事終了!
WGP決勝R全敗という結果を受けて選手同士で何を話し合ったのかは知りませんが、ここまでの戦いぶりを見るに、速さへのこだわりは一応ほぼ捨て去ったことが分かるマズマズなバレーが展開出来てますね。僅か20日間の練習で、90日間もやって来たストップウォッチ主導のバレーからそう簡単に抜け出せるわけもないし、半分呪われてる状態でのこの結果は上出来と言えると思います。
特にキャプテン木村の復調は明るい材料ですね。散髪で厄を落とし、高くセットしてあげればまだまだイケるだろうと思ってはいましたが、ロシア戦の第4セットで3、4年ぶりに発動した戦術SAORIには興奮させられました。組み立てとかレフトに寄りまくっている相手のブロック度外視で、ただひたすら木村(笑)。・・・毎回あーなっちゃうのは駄目でしょうが、最終手段としてアレがあるとないとでは大違いだと思うし、眞鍋さんなんかガッツポーズ後ちょっと泣きそうな表情になってました。もし本当に工作員じゃないのであれば、その感動を今度こそ忘れないでください。
ただ、「ちょっとどうなんだろと」と思うこともあって・・・何故かここに来てトータルディフェンスが過去最高レベルの仕上がりになっているのは嬉しいんですけど(あの座安がイイ意味で目立たないし、サトミオも慣れて来ました)、とにかく拾うためだけのディグ練習を繰り返したせいで受け身体質になったのか、攻撃参加意識のあからさまな低下という新たな問題も発生してるように思います。未だ1本たりとも上がって来ずとも、山口のブロードでスロットを侵されようとも、懸命にバックアタックを打とうとしていた島村ですら遂に微妙な感じになってますし(前衛時はかなり良くて昨日の異様にパワフルなセミは爆笑)、木村に至っては後衛になると余計なことしかやってないと言っても過言じゃない感じで、古賀にもそれが軽く伝染してる気がします・・・。
その一方で、石井なんかは「二人ともバックアタックさぼっとるがな、スタメン奪うチャンスや!」とばかりにただ一人攻撃の意識が高まってるようにも見え・・・なかなかハングリーな娘だなと思いました。干され放しだった世界バレーのリベンジを果たすべくその調子で頑張って欲しいです。
それと、攻撃の要にならないといけないはずの長岡の状態も・・・なんかイマイチよく分からない感じ。前衛の時は割と普通に決めてますが、後衛になると軽く中島美嘉の旦那臭が漂い出してるのはちょっと黄色信号です。特にセッターが古藤だとその臭いがきつめになるので(←ジャンプセットしろ)、今後は宮下とセットで考えてくべきカモしれません。あと、内瀬戸をほぼ常に小型新鍋として扱うのも正直止めて欲しいです。危険トスも平気で打ちますし、斜め後ろから来る難しいボールも余裕でジャストミートするので普通に長岡の代わり、もしくは格下相手にはスタメンでもいいんじゃないでしょうか?ただし長岡がやってるような中道ブロック込みで。
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