2014/06/01

モントルーバレーマスターズ2014終了

ドミニカ戦を観終えた後で大体Cチームの1軍と2軍の見分けが付きましたが、当然、C1の方から多くAチーム入りする可能性が高いと眞鍋さんが見ているのか、ドイツ戦の布陣(振り返ればアメリカ戦も)がC2だったのには少し疑問が残りますね。特に生で夜遅くに観てる人は堪ったもんじゃないでしょう。たしかに、勝ちにこだわる大会ではないですし、データバレーの怖さもあるのでしょうが、負け戦はいただけません。

まぁ、それは良いとして、待望のC1スタメンのブラジル戦。去年1セットも取れなかったことを思えば、健闘と言っても良いのかもしれません。2、3回に1回くらいは勝つっていう10〜12年あたりで植え付けたはずの苦手意識が薄れて来たかもって所だったので、ジャケリネをしっかりと狙って潰せたのは収穫と思います。

あと、今日のスタメンチームがAチームより戦術的に優れてるのは一応WS全員にバックアタックがあるので常に4対3で戦えるってことだと思います。Aチームの場合、新鍋にバックアタックがないのがバレてるので、新鍋が後衛に下がると、サーブの狙いが大体木村に移る事が多いです。この時点で個人的感覚としては2枚半くらいのイメージなのですが、MBがモヤってる場合は実質1枚半・・・木村が崩されれば即1枚。

なので新鍋の代わり探しの大会と見ても良いのかなと思ってたのですが、正直、現時点でのWS合格者は高田ありさだけでしょうね。スタッツがないのでサーブレシーブ成功率とかは分かりませんが、まずまずの安定感だったと思いますし、レフト・ライト・バックと全てこなしてました。また、モヤッてる選手へのケアも迅速で、職人肌の新鍋とは別の魅力がありますね。

それと藤田のミドルの使い方の上手さも光ってましたが、サーブレシーブの崩され具合がVリーグと比べてえげつなくなってくるので、これは中道、宮下にも言える事でしょうが、多少走り回っても精度の落ちないセットのためのフィジカル強化は必須と感じました。女子バレー=竹下の身体能力を見るだけのものと長らく勘違いしていた(笑)自分の目からすると全員まだまだ物足りないです。ついでに言うと、今回そこまで見る余裕はありませんでしたが、コートに立ってる6人全員がオーバーもアンダーも上手いに越した事はないかと思います。

それにしても、僅か2、3週間でもう少し長く観ていたいチームになってたのは素晴らしい。得点した時に妙な掛け声が流行ってるようでしたが、そういうふざけた感じも良かったと思います。

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