2014/10/25

連載中のバレー漫画

基本的に立ち読みで済ましている自分が紹介するのもなんですし、ご存知の方も多いでしょうが、読書の秋ってことで並べておきます。全日本女子バレーを扱うブログとしては、真壁監督なるキャラが登場する「少女ファイト」も侮れないものの、やっぱ一番オススメなのは「ハイキュー!!」ですね。眞鍋さんもストップウォッチを捨てて読んで欲しいですが、全日本から変人速攻的なもの が消えつつある今は逆に危険カモしれません。アナリストが主人公の「神様のバレー」はハメ技・ハメ戦術の話だらけで、そういう意地の悪いバレーが好きな方は是非(先週から一時休載)。


ハイキュー!! 週刊少年ジャンプ(毎週月曜日)試し読み














少女ファイト イブニング(毎月第2・4火曜日)試し読み














ハリガネサービス  週刊少年チャンピオン(毎週木曜日)試し読み














神様のバレー  週刊漫画TIMES(毎週金曜日)試し読み
















2014/10/09

大山加奈さん

日本はこのままハイブリッド6でいくべきか
http://www.athlete-journal.com/volley/kanaoyama20141006.html

最近の大山加奈さんは選手の味方って感じで良いし、普通に監督を叩いてますね(笑)。なんか総括しようかなと思ってましたが、大体同じ意見なので貼っておきます(手抜き)。

それと、下の記事の軽い訂正なんですが、最後のドミニカ戦、普段あまり注意して見てないテンポを意識して観戦してみた所、山口はたぶん普通にファーストテンポでした。すみません。で、セットもその大体がマイナステンポの時にやるような速さを意識するあまり低くなるやつじゃなく、フワッとしてたと思います!・・・ってことはハイブリッド6が何なのかよく分からなくなって来ましたが、もうほとんど常識的なバレー になって来てるだけなのかもしれません。早過ぎる世界バレー終幕に拍子抜け感が半端な いですが、とにかく来年に期待です。

2014/10/04

2次ラウンド ドイツ戦

何故あんなボロボロのドイツ相手にフルセットまでもつれなきゃいけないのかはさておき、昨日は完全に迫田の日でしたね。特に5セット目なんかはサーブのところで4連続得点と走りましたし、アタックに至っては7本打って6本決定っていう、新・三大迫田さおりに入るんじゃないかっていう活躍ぶり。

これまでも本調子とは言い難い中、相手のしょうもないミスによる得点なんかの時ですら「1点は1点」と言わんばかりに大はしゃぎしてチームを盛り上げてましたが、やっぱ一番盛り上がるのは彼女がド派手に決めてこそ、でしょう。また、その迫田の道を切り開くべく、前で山口が久々に機能してたのも大きかったし、ブロックでもようやく本職らしいところを見せてくれたと思います。

あと、課題だったラリー中のクイックも、実況が「バックアタックー!」と間違って絶叫するような位置からダッーと入って来ていて、軽くスコーピオン化してましたね(笑)。で、それでサイドアウトを獲って後衛に下がった迫田がサーブを打ってるのに、「いや〜バックレフト云々」とかいつまでものたまっている実況・・・正直、アジア大会の男子バレー担当の人と代えて欲しいです。

それと、いつ突っ込もうかとは思ってたんですが、解説の竹下がサイドアタッカーの「遅いクイック」をセカンドテンポと言ってますが、あれはあれでれっきとしたファーストテンポです。そして、大野山口が打ってるのがファーストテンポってのは間違ってはないでしょうが、あれはその中でもマイナステンポに分類されるもののはず。ハイキュー!!定義で言うと、セットアップ時に、助走および踏み切りが大体完了、なんだったら既に浮いてるくらいのテンポ。

で、何故か日本のバレー界ではクイック=マイナステンポが常識になってるそうで、眞鍋さんがそれを非常識的だと気付けば、ハイブリッド6はその名残りをイイ感じで保ちつつ基本終了のはずです。そして、たとえ気付かずとも、前キャプテンの荒木が来年にも世界標準的なバレーをしている上尾からファーストテンポのクイックをお持ち帰りしてくるはずで、それを手本とすることで、覚醒するミドルブロッカーも現れることでしょう。なので、今年の佐野に続き、来年の荒木はかなり重要。


・・・・話をドイツ戦に戻しますが、3次ラウンド進出のための勝ち点を考えた時に、4セット目を落としたのはかなり痛いですね。特に、形勢がほぼ決まった段階で木村石井は遅過ぎでしたし、木村が決まらないのは中道のセットが低いからってのもあったはずで、早々と宮下にしといても良かったと思いました。あまり出てない選手の調子のことは分からないのでアレですが、なんか世界バレーが始まってから、交代すべき時に交代せず、交代しなくても良い時に交代、みたいな迷采配が目立っていてモヤモヤさせられます。

2014/10/02

2次ラウンド クロアチア戦

新戦術とやらのキープレーヤーで、1次ラウンドで何とか立て直そうとケアしていた長岡がベンチ外っていうのは今のチーム状況のマズさを物語っていますが、出てる選手の調子、特に攻撃面はそう悪くはないんですよね。・・・ってことは、やはり眞鍋さんとコーチ陣がアカンってことなんじゃないでしょうか。

まず、ブロックが低いってのは分かりきってたことなものの、クロアチアが当たり前のように長いコースに打ってくるのでディグし切れないのが辛いですね。また、岩坂がいれば、コート中央にあれほど穴のあるフォーメーションにはならないのでしょうが、フェイントを落とされて前後に揺さぶられまくるという・・・。リベロはめっちゃ疲れるはずだけど、佐野の離脱を省みずにひたすら筒井を起用しているのもどうかと思います。

それと、筒井のレセプションのミスも少し気になりました。正確に上げてくれよってことじゃなく、正確に上げようとするあまりミスるのは違うでしょってこと。月バレで「Bパスでも構わない」新鍋が語っていたので、Aパスにこだわるのは終わったと思っていたのですが、その割に、宮下がネットと熱闘してましたし、中道の場合は手が届かないって場面が多かったです。多少短くなったって大丈夫なのに、もったいなさすぎ。

あと、奪ったセットではありますが、新鍋のセット・マッチポイントでのサーブミスも今シーズン何度目だよって話だし、エースを大量に取れるならその倍ミスっても文句は言いませんが、よほど調子が良くない限り(たまにあるから面倒笑)、ミスばっかで効果もあんまりって選手がスタメンに定着してるのはおかしくないですかね。サーブレシーブ成功率と勝敗に相関関係なしってデータを渡辺アナリストが認めたって話をどこかで読みましたが、だったら尚更新鍋にこだわる必要はないはず。「どうせジャンプフローターでもミスるので、ジャンプサーブが打ちたいです」アピールを密かにしてるなら大したもんだと思いますが・・・や、それも駄目か。

また、大して悪い流れでもないにも関わらず、少し不安定な宮下が後衛に回った時に中道と代えるのがこれまでほとんど失敗していることは、基本ベロベロになって観てる自分でも覚えてることですが、4セット目の13−11以降の展開はその典型じゃないでしょうか。1本目の江畑へのセットをミスった以外、決して中道が何かやらかしたわけでもないのですが、そこからの5連続失点はかなりのダメージでした。後出しジャンケンみたいになりますが、交代した時、直感でヤバイと思いましたもん。

とにかく、この戦術の完成度を高めることこそがリオでの金メダルに繋がるとか変な勘違いを起こさせないためにも負けるが勝ちなのかなとも思ってしまいますが、2次ラウンド敗退は不甲斐なさ過ぎるので、普通にWGPで連勝してた時のシステムに戻すか、目先を大分変えるかしないと行けないと思います。勝ち点がどうとか面倒臭いので、全勝あるのみ!