2014/10/02

2次ラウンド クロアチア戦

新戦術とやらのキープレーヤーで、1次ラウンドで何とか立て直そうとケアしていた長岡がベンチ外っていうのは今のチーム状況のマズさを物語っていますが、出てる選手の調子、特に攻撃面はそう悪くはないんですよね。・・・ってことは、やはり眞鍋さんとコーチ陣がアカンってことなんじゃないでしょうか。

まず、ブロックが低いってのは分かりきってたことなものの、クロアチアが当たり前のように長いコースに打ってくるのでディグし切れないのが辛いですね。また、岩坂がいれば、コート中央にあれほど穴のあるフォーメーションにはならないのでしょうが、フェイントを落とされて前後に揺さぶられまくるという・・・。リベロはめっちゃ疲れるはずだけど、佐野の離脱を省みずにひたすら筒井を起用しているのもどうかと思います。

それと、筒井のレセプションのミスも少し気になりました。正確に上げてくれよってことじゃなく、正確に上げようとするあまりミスるのは違うでしょってこと。月バレで「Bパスでも構わない」新鍋が語っていたので、Aパスにこだわるのは終わったと思っていたのですが、その割に、宮下がネットと熱闘してましたし、中道の場合は手が届かないって場面が多かったです。多少短くなったって大丈夫なのに、もったいなさすぎ。

あと、奪ったセットではありますが、新鍋のセット・マッチポイントでのサーブミスも今シーズン何度目だよって話だし、エースを大量に取れるならその倍ミスっても文句は言いませんが、よほど調子が良くない限り(たまにあるから面倒笑)、ミスばっかで効果もあんまりって選手がスタメンに定着してるのはおかしくないですかね。サーブレシーブ成功率と勝敗に相関関係なしってデータを渡辺アナリストが認めたって話をどこかで読みましたが、だったら尚更新鍋にこだわる必要はないはず。「どうせジャンプフローターでもミスるので、ジャンプサーブが打ちたいです」アピールを密かにしてるなら大したもんだと思いますが・・・や、それも駄目か。

また、大して悪い流れでもないにも関わらず、少し不安定な宮下が後衛に回った時に中道と代えるのがこれまでほとんど失敗していることは、基本ベロベロになって観てる自分でも覚えてることですが、4セット目の13−11以降の展開はその典型じゃないでしょうか。1本目の江畑へのセットをミスった以外、決して中道が何かやらかしたわけでもないのですが、そこからの5連続失点はかなりのダメージでした。後出しジャンケンみたいになりますが、交代した時、直感でヤバイと思いましたもん。

とにかく、この戦術の完成度を高めることこそがリオでの金メダルに繋がるとか変な勘違いを起こさせないためにも負けるが勝ちなのかなとも思ってしまいますが、2次ラウンド敗退は不甲斐なさ過ぎるので、普通にWGPで連勝してた時のシステムに戻すか、目先を大分変えるかしないと行けないと思います。勝ち点がどうとか面倒臭いので、全勝あるのみ!

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