まず、ブロックが低いってのは分かりきってたことなものの、クロアチアが当たり前のように長いコースに打ってくるのでディグし切れないのが辛いですね。また、岩坂がいれば、コート中央にあれほど穴のあるフォーメーションにはならないのでしょうが、フェイントを落とされて前後に揺さぶられまくるという・・・。リベロはめっちゃ疲れるはずだけど、佐野の離脱を省みずにひたすら筒井を起用しているのもどうかと思います。
それと、筒井のレセプションのミスも少し気になりました。正確に上げてくれよってことじゃなく、正確に上げようとするあまりミスるのは違うでしょってこと。月バレで「Bパスでも構わない」と新鍋が語っていたので、Aパスにこだわるのは終わったと思っていたのですが、その割に、宮下がネットと熱闘してましたし、中道の場合は手が届かないって場面が多かったです。多少短くなったって大丈夫なのに、もったいなさすぎ。
あと、奪ったセットではありますが、新鍋のセット・マッチポイントでのサーブミスも今シーズン何度目だよって話だし、エースを大量に取れるならその倍ミスっても文句は言いませんが、よほど調子が良くない限り(たまにあるから面倒笑)、ミスばっかで効果もあんまりって選手がスタメンに定着してるのはおかしくないですかね。サーブレシーブ成功率と勝敗に相関関係なしってデータを渡辺アナリストが認めたって話をどこかで読みましたが、だったら尚更新鍋にこだわる必要はないはず。「どうせジャンプフローターでもミスるので、ジャンプサーブが打ちたいです」アピールを密かにしてるなら大したもんだと思いますが・・・や、それも駄目か。
とにかく、この戦術の完成度を高めることこそがリオでの金メダルに繋がるとか変な勘違いを起こさせないためにも負けるが勝ちなのかなとも思ってしまいますが、2次ラウンド敗退は不甲斐なさ過ぎるので、普通にWGPで連勝してた時のシステムに戻すか、目先を大分変えるかしないと行けないと思います。勝ち点がどうとか面倒臭いので、全勝あるのみ!
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