http://www.jva.or.jp/index.php/international/hinotori_nippon/
・セッター
古藤千鶴 佐藤美弥 田代佳奈美 田中美咲 宮下遥
個人的に「うそ〜ん!?」って選手も入ってますが、当たり前の様に長身選手が揃っているのは例年との違いでしょうか。野球の「お前デブだからキャッチャーな」と同じノリで「チビだからセッターな」は絶対に違うと思っているので、そこは良いのかなと。
ただ、田代が長身に見えないという理由から自分内で大型セッターと呼べるのは174㎝からでして・・・その点では佐藤、宮下に期待かなぁ・・・でもなぁ・・・みたいな・・・難しいものがありますね。
佐藤は「超高速」を意識しなければ、元々優しいボールを上げられるセッターだし、今季日本人選手の中でたぶん一番エグかった無回転サーブもかなり魅力的です(映像)。不安があるとすれば出場するたびに大量連続失点という2年前のモントルーでのチキンぶり、そして先日のファイナルでの修正能力の低さ・・・この辺でしょうね。
また、昨季赤点だった宮下も、「速さにこだわってアタッカーの打点を殺さない」「空中でアレコレ細工出来るボールを供給」とか言い出してからは大分マシだったし、WC最後の絶対に勝ってはいけない中国戦で見せた、苦笑するしかない謎の輝き・・・あれが常に出せるのならイイんですが・・・それを邪魔するのがまさかの監督っていう構図が変わらないことには今季もしょうもないバレーで終わりでしょう。
次点としては、入替戦で上尾のお株を奪うような😢パワーバレーを見せたJTの陰の立役者・田中あたり?日立の橋本がムックなら、この娘はガチャピンって感じですよね(いい意味で)。
・ウィングスパイカー
木村沙織 迫田さおり 江畑幸子 石井優希 長岡望悠 内瀬戸真実 鍋谷友理枝
井上愛里沙 田中瑞稀 古賀紗理那 宮部藍梨
無難に選ぶのであれば・・・守備の良いWS1枠、そして、コレはほぼ決定の長岡にも求められることでしょうけど、WSのbickと同じくらい早いタイミングでフロント・ライトから攻撃出来るOP1枠・・・正直この2枠くらいしか残ってないカモしれませんね(12名の場合)。まぁ、江畑の調子次第なところもありますが・・・。
そういう意味では、正直、自分的にはどっちでもいいんですけど新鍋を呼びもしない監督のケツの穴の小ささは気がかりだし、怪我明けで本調子ではないとは言え、ライト攻撃に既にそれなりの稲妻感⚡️がある赤ロケの柳田は見たかったかなーと思います。
なんにせよ、「ブロッカーを振るのはセッターの速いトスじゃなく、打つ気満々の4人のアタッカーの助走動作(参考)」ってことに監督がいい加減気付いてくれないことにはどうしようもありません。最後の年くらい絶好調の木村が見たいですよ。
・ミドルブロッカー
山口舞 荒木絵里香 川島亜依美 奥村麻依 島村春世 大竹里歩 伊藤望
大竹のことを密かにカワイイと思っている人が自分の他にどれくらいいるんだろうってのが目下の興味ごとなんですが、それを差し引いても、昨年のWCでただ一人全試合スタメンで活躍したことからしてマストかなと。毎回相手エースにぶつけられてましたし、WGPで他の選手が自己満のマイナステンポに走ったりする中、ずっとファーストだったのは「ハイキュー!!」読者だからのはず。
それと、「緊張しぃ」の古藤、今季不調で、リードブロックも出来ない山口はぶっちゃけナシと思っているので、木村を支えるベテランとして荒木も外せない気がしますね。コンディションさえ安定すれば。
・リベロ
佐藤あり紗 丸山亜季 筒井さやか 鳥越未玖 佐藤澪
ここも激戦区ですね。今季、佐藤(あ)のサーブレシーブが数字上ではイマイチだったようですが、経験や得点力(笑)、そして、後衛・木村が余計な動きをした時にちゃんと注意出来そうな気の強さ・・そのあたりを考えると一歩リードなのかなぁと思ってます。
チャンスボールを意識的にオーバーハンドでレシーブしてシンクロ攻撃の狼煙を上げる鳥越も良いし、アタッカーの女気を発動させるサトミオのガッツ溢れるディグも魅力的だし・・・まぁ、ここは多分ほぼ全員にチャンスがあるのではないでしょうか。
2 件のコメント:
こんばんは。
少し前の記事にコメントごめんなさい。
中国遠征のメンバーが発表されましたが
不安が募るばかりです。。。
特に田代選手が残っているのは、
東レファンの私ですら首を傾げてしまいました。
シーズン前の田中or米虫さんの記事で、
「東レでは全日本仕様の速さを追求しない」
という木村選手の発言がありましたが、
いざ蓋を開けてみると目を覆いたくなるような
トスの数々で、ほぼ毎試合「どこがやねん」と
ぶち切れていた次第です。
最近知ったのですが、もしかして、あーいうのを
ダイレクトデリバリーと呼ぶのでしょうか?
頼りにしていいのか分かりませんが、
もう宮下選手に上げきって貰うしかないですね。
こんばんは。
コメント有り難うございます。
選手が絞られて行く度に果たしてこれがホントに「全」日本なんだろうかという疑問は湧いて来ますよね。眞鍋さん曰く、Vのシーズン中、木村や迫田と「コンビが合っていた」とのことですが、アレを「合っている」と見ちゃってる時点でかなりヤバイと思いますね。
まぁ、迫田には割とちゃんと合わせてましたけど、木村に上げてたセットのほとんどはダイレクトデリバリーと言っちゃっていいと思います(遠目のレフトへのセットでそれが現実的にあるのかはともかく)。
よくインダイレクトはバスケのリングショットに例えられますが、田代が木村によく上げていたのは、同じ様にバスケで言うなら、斜め45度あたりから打つ時によくやるバンクショット(ボードにぶつけて入れるシュート)のイメージに近いです。
宮下にしても、河本監督から「針の穴を通すような正確なトス」を求められていたそうですが、そういう指導をされると、恐らくダイレクトデリバリー志向のセッターにしかならないはずで・・・・ホント日本のバレー界って病んでるなと・・・。ただ、宮下は全日本実質2年目で眞鍋さんを無視するというスキルを身につけていましたからまだ密かに期待しています。
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