2014/08/17

ワールドグランプリ2014 予選R 韓国戦

緊迫感のある良い試合でしたね。練習試合みたいなもんなんだからと自分に言い聞かせるも思わずガチガチになって観てしまいました。

勝因は色々考えられるでしょうが、リベロの筒井の頑張りが目立っていたように思います。序盤の真ん中からのヨンギョンはちょっと洒落になりませんでしたが、それ以外は3人掛かりでしつこくプレッシャーを与えてたブロックも良かったですし、抜けて来た球はかなりの確率で上げてましたよね。で、最終的には付近に打つのを敬遠されてミスらせるっていうリベロ冥利に尽きる段階にまで到達。何気にヨンギョンのサーブの調子を狂わせた張本人でもあるのカモしれません。また、マッチポイントの時に宮下が大野へのセットをミスって落ちかけたボールを透かさずカバーしてたのもナイスでした。ただ、サーブレシーブは木村がカバーしたりしてるのであんまり上手くないのカモ。

それと今大会、4セット目終盤みたいな長く続いたラリーは何故かほぼ相手に持って行かれるんですが、観てるだけでも結構なダメージなのでプレーしてる方からすれば相当でしょうね・・・。ただ、宮下の中にバテてる相手にはクイックという定石があるのか、今回もその後のレセプションアタックで大野にズバッとBクイックを叩き込ませたのは良いS臭が漂っていたと思います。同じく4セット目の木村のファーストタッチでのコート後方への押し込みによるセットポイントゲットも笑いました。俯瞰で見ててもハッとするんだから、コートにいる選手が警戒出来るわけないですよね。元々相手コートの観察力は高かったと思いますが、佐藤あり紗のトスフェイントなんかに刺激を受けたのか昨年から前にも増して不意打ちの巧さがマシマシになって来たと思います。

あと、江畑が復調して来たのは良いんですが、去年辺りから踏み切りの一歩前あたりで弾みをつけようとしてる動作がなんか変で気になります(笑)。セッターに合わせようとする意識なのであれば止めた方がいいですが、自分の中では単に走りたく無いが故の助走省略のコツ疑惑の方が強いです・・・。常に全力で助走する選手を見るのが好きなんですけど、サボり気味な選手も憎めないオーラが出てると何か気になっちゃいますし、ヨンギョンと江畑はそういった意味で自分の中では同じ一派。とりあえず今回は江畑のサボり効果率がヨンギョンを上回ったのかなと思います。



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