去年のWGP中国戦の前の江畑の「五輪がマグレだったとは思わせない」なんて力強い言葉は頼もしかったですが、個人的に「予選Rはマグレだったと思わせたい」相手ナンバー1がトルコだったので、今回の結果はサイコーです。というのも、キャプテンのギョズデは非常に優れた選手だとは思うのですが、ネットに突っ込んでくるラフプレーが最悪だし、大量リード時の余裕シャクシャク顔が何故か無性に癪に障るのです(笑)。
で、トルコにクイックという技があることを忘れるくらいサーブが効果的だった2セット目中盤あたりまではどうでも良いとして、話はその後あたりから。まずは・・・木村がいつもの如く気持ち良く打てないボール処理係みたいになってて可哀想だなと思うも、いつもの如くそっちの方が決まるっていう例のパターンが多かったですね。悪球の岩鬼みたいな感じ。で、今シーズン初に近い気がする長いラリーを制した12−12時の1点は川合の言うように重みのある1点だったと思います。選手皆、相手コートにボールを落としたくて、レシーブしたりセットしたりアタックしたりするわけで、多分コート上の全員が頑張って触ったはずのボールを、最終的に技ありなアタックで決めたのはかなりデカかった。そのせいかその後一気に5点リードまで走りました。
あと木村のサーブレシーブも今シーズンかなり良いですが、高くユッタリと返そうとしてる分、Cパスでもセカンド、サードタッチで補えるレベルなのが素晴らしい。ロンドン五輪銅メダルマッチのマッチポイントでのサーブレシーブミスは多分竹下くらいしかカバー出来ないでしょうが、今のやつなら誰でも大丈夫。
それと、石井も良かったですね。ギョズデに返すラストボールをアンダーでの場合は体勢を崩させて攻撃参加に遅らせるようにしてましたし(出来ればズッコケさせて欲しかった笑)、アタックで決まりそうにない場合もインナー打ちでギョズデに捕らせて同様の効果を得てましたよね。特に、22−16の場面で、久々に叩き込んで来たトクソイのクイックを新鍋がしっかりとディグして、宮下が繋いだボールを、石井が右を向きながらポーンとオーバーでストレート方向に不意打ち返球してポイントゲットした腹黒さは素晴らしかったです。アタックの方でも・・・一瞬の出来事なので分り難いですが、あれだけブロックアウトを取ってるのだから多分イロイロとやってるはず。ん〜・・・やっぱ注目すべき選手です。
あとは・・・とにかく全員良かったし、それを書くと、長くなるので終わりにします。
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